4月 18日

オーダーメイドのお葬式「その人の歩まれた足跡を形に・・」

コロナ渦が依然落ち着くことなく感染者も下げ止まっておりこれから第4派が来ようかとマスコミも騒いでおります。感染症にかかってしまった方へのお見舞いと支えてくださっている医療従事者の皆様へ感謝の意を表します。

さて、表題でもありますが、私が今まで従事してきた中で一生忘れない記憶に残るお葬式を一つお題にさせていただきながら、いろいろなお葬式があることを知らない方に向けて現状のお葬式と比較できたらと思います。
もう何年も前の話ですが、とても印象に残っており今でもそのご家族とお付き合いをさせていただいているお客様です。
はじめは、葬儀を一度も出したことがないとのことで事前にご相談をいただき、万が一の流れや費用、そしてこだわりを持ったご家族で、お父様が生涯ずっと続けてこられた落花生の生産のお話などたくさんのご要望とご質問をいただいたことが最初のご相談です。
とても品のあるお母様とその後受け継いでいかれる家長らしい昭和の時代を感じさせる威厳のあるご長男、気さくになんでも笑って話をしてくれる朗らかなご次男と三人でのご相談・・。時間だけで言うと約5時間にのぼる事前相談となりました。
ご要望は2日館行う通夜葬儀のパターン、お寺様は日ごろより親交がありご生家が福井県大野市であることからそこのお寺様を神奈川にお招きしてのお葬式を想定。会葬者については長男次男の会社関係とお母様のご友人、ざっと200名近いご葬儀。
今では家族葬が主流となっていますが、一般葬になるとその方の歩まれた足跡を家族が知らない一面を知ることができる、これもお葬式の大事な要素だと私は思います。
お父様は落花生の生産を主としたお仕事ではなく、趣味に近いもの、とは言うものの仕事にしていても全く問題ないほど成果を上げてこられました。
その落花生をお花で縁取った祭壇を作りたい・・。そしてそれを親戚や会社関係の方に表現して一緒に供養をしてほしいとの要望、さらには式場入り口すぐのところに落花生を千葉から要請し、山のように積んで(多分1000個くらい)ご会葬者が自由に持っていける参加型のスタイル。
また、通夜ふるまいのお料理では、ご生家である福井県大野市の里芋(関東の里芋と違ってまん丸くて食べやすく、味が濃厚でとても美味)の農家さんへ連絡して、事情を熱く説明すると快く受けてくださり送っていただいた里芋を福井大野の調理方法で親族、一般会葬者へご提供。
一つ一つお父様の想い出が詰まったことを葬儀の流れの中にある「節」で形にして本当に家族愛に満ち溢れたお葬式でした。
今では葬儀の意味なんてものを説明する時代でもないかもしれません。葬儀はもちろん家族が出すのはそうなのですが、故人が主体となった最期にできる形がお葬式なのです。知りえない故人の一面を来てくれた友人が話してくることで自分の知らなかったその人を知る。逆に家族にしか見せない一面を周りの方々に話すことでびっくりされることもあります。
故人をそういった「あの人こうだったよね」「いやいやこんな一面もあったよね」と・・
そんなお話を縁あるみんなとすることがお葬式の良さだと思っています。
葬儀にかける費用の大小では決してありません。お葬式を終えられたご家族が「みんなで送れてよかったね」「あの人も喜んでいると思うよ」と安堵できる一つの節目を迎えることがお葬式を行う大事な一つの意味とも思えます。
宗教者をお招きし、「時間」という流れと「お葬式の決まり事」だけを進めていくのではなく家族、親戚、一般会葬者主体の良い時間の共有を今の時代でもできたらいいなと思います。

事前相談を行ってから逝去の連絡を受けたのはおよそ2か月経たないくらいでした。
家族は気丈に振舞っていましたがやはり家長を亡くされたことはとても精神的に大きいことですべて段取りができていたとはいえ、やはり混乱されていたことを思い出します。
事前に相談する大切さと家族が行いたいお葬式が形にできたとき、自分達が「父を送れた」と納得をしてお葬式を終えられた達成感というか充足感を家族が得られたように感じました(不謹慎な言い方をしてごめんなさい)
最近では家族葬が主流になりつつ時代ではありますが、その家族と言っても家族同様のお付き合いをしていた会社の人、友人、ご近所も含まれます。誰が家族葬を定義付けたわけではありません。最期の時に自分だったらどうしますか?どう送ってもらいたいですか?そんなことを考える一つのきっかけに繋がればと思います。
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弊社、中央葬斎館、かなざわ葬斎館、つるみ葬斎館には葬儀経験豊富でお客様のお役にたてることを喜びと感じるスタッフが常におります。敷居が高く感じる葬議会館だと思いますが、どうかお気にかけることなく、是非お立ち寄りください。

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