5月 25日

お墓の引っ越し

一般的な墓石の解体・撤去費用~宗教儀礼費用について
(お墓の引っ越しを考えている方は参考にして下さい。)

墓石の解体・撤去費用の相場は1㎡あたり、だいたい20万円~40万円ほどです。
この金額は現在のお墓のある立地などによって前後します。
お墓の解体・撤去工事を行う際、クレーンなどの重機を使うことができれば、1㎡あたり10万円ほどで済む場合もあります。
逆に、お墓までの道が狭いなどの理由で重機を使うことができなければ、人件費が余分にかかることになりますので、値段も1㎡あたり50万円ほどになることもあります。
また、お墓の区画面積が広い、墓石が大きいなど、石材の量が多いとそれだけ工事に時間がかかります。工事日数が増えると必然的に料金は高くなります。
石材店によっても料金が異なりますので、あらかじめ見積もりを取って料金を確認してから工事を発注するとよいと思います。

次に墓石の運搬費用です。
墓石を再利用するために運搬する費用の相場は、だいたい20万円~80万円ほどになります。(金額は、墓石の大きさや移動距離などによって変わってきます。)

宗教儀礼費用(檀家墓地の場合)
閉眼供養(閉眼供養とは、お墓を閉じる際に行う仏教的儀式のことです)
お墓には亡くなった方の魂が宿るとされています。
その魂を抜いて、ただの墓石となってからでないと、お墓を撤去することはできません。
そのお墓から魂を抜く儀式が閉眼供養です。(お性根抜き、魂抜きなどともいわれています)
閉眼供養は僧侶の方に依頼して行ってもらいます。
その際、供養していただいたお礼として、 お布施・御車代(交通費)・御膳料(僧侶の方が法要後の会食に欠席された場合に支払うもの)を渡すのが一般的です。
それらの相場ですが、 お布施:3万円~5万円・御車代:1万円位・御膳料:1万円位
となります。
次に場合によって必要なのが離壇料です。(離壇料とは、檀家をやめる際に寺院に支払うお金のことです。今までお世話になった寺院にお礼の気持ちを込めて包むものです。)
現在のお墓が寺院墓地にある場合、その寺院の檀家になっているご家庭がほとんどだと思います。檀家になると、供養をその寺院に全てお任せすることになります。
お寺と密接な関係が生まれるため、法要のことなどを相談しやすいといったメリットもあります。しかし、お布施など、いろいろな場面でお金がかかるといったデメリットもあります。
離壇料の相場はだいたい法要1回分といわれており、3万円~20万円ほどが一般的です。

ただし、離壇料に関しては、トラブルが起きることがあります。
寺院に「檀家をやめる」と伝えたところ、その寺院から数百万円以上の高額な離壇料を請求された、というものです。
もし、こういったトラブルに巻き込まれた場合は、自分だけで解決しようとせずに、弁護士などの専門家に相談してみるとよいと思います。
ただ、寺院にとっては、檀家をやめられると収入が減ることになります。
事前の相談もなしに急に「檀家をやめる」と話すと寺院側にとっては寝耳に水の話で、態度を硬化してしまうこともあるかもしれません。
離壇料トラブルに巻き込まれないためにも、檀家をやめたい場合は、事前に住職によく相談されるとよいでしょう。
次回は事務手続きに関して記載いたします。
徳 持

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