2月 14日

記憶に残る葬儀

入社以来、たくさんのご葬儀をお手伝いさせていただきましたが、同じ葬儀は一つとないオンリーワンのご葬儀でした。
その中でも、いまだ鮮明に記憶に残る葬儀もございます。

野球をさせたかった父親、サッカーをやりたかった息子

息子は仕方なく野球をやりなんとなく日々を過ごし、
大好きな父親を喜ばせようと一生懸命やりましたが結果が出ず・・・
諦めかけていた自分の夢を叶えるためにもう一度サッカーがやりたいと
再び父親にアタック!!
その息子の真っ直ぐな眼差しをうけ、野球しか知らない父親は息子のために
一生懸命サッカーのルールから
リフティングにドリブルと、一緒に練習を重ねる日々を過ごしました。
父親と共に歩き練習の成果が、花開きついには夢である日本代表選手に・・・
海外遠征での試合の為、出発前に息子と約束をする
過去に二敗している強豪に必ず勝ってこいと・・・
息子を見送った数時間後に急性心筋梗塞で父親は他界しました。
息子は知らないまま海外での強豪に見事勝利
帰国後母親から自宅に至急帰ってきてほしい・・・。
駅まで迎えに行くから電話を切る。母は涙をこらえながら息子をむかえに。
駅について息子を迎えて車の中に入って第一声。
「お父さんが3日前に亡くなったの」と突然の訃報告知で大好きな父親の死を知り混乱を招く・・・
式場に到着するとまともに立てる状態ではなく、それでも父の棺のほうへ行き、式場の前で呆然としていた。少しの沈黙が続いてから発狂と号泣。その時間がどれくらいあっただろう・・我々葬儀社もその時間を忘れるくらい息子のいたたまれなさを共有していました。

何か我々葬儀社で出来ることがないか?夜22時過ぎまで話し合い、模索した結果父親の誕生日が近いことを知り家族の為に「誕生日会」を告別式に行うことを決めました。
夜な夜な限られた時間でケーキ屋を探し購入!翌日のお別れ時に、
親族、会葬者合わせて約80名を越える前で、お棺の蓋を開けケーキに火をつけ
ハッピーバースディを歌い、命のかがり火が薄れていくように優しく燃える炎をフーッと一息吹く息子・・・。

感謝の気持ちを述べお棺の蓋を優しく閉める・・・
葬儀の場でしたが、不思議と参集の人達からはあたたかい拍手が会場を包んでいた。
火葬場へ行き、荼毘に付し遺骨になった父を一度も離すことなく大事に抱え自宅に帰っていった長男を含む家族の後姿がとても感慨深いものでした。

その後、1週間後に自宅に行った際に、あの時は本当に有難う御座いましたと笑顔で迎えてくれた。
息子から「俺がんばるから、もっと有名になったらサインもらいに来て下さいね!!父に恥ずかしくない生き方をしていくんで」と・・・。

本当にこれ以上にない胸があつくなる「ありがとう」ははじめての経験でした。
弊社スタッフは皆様にとってオンリーワンのお葬式を一生懸命取り組みます。
「中央葬斎館」「かなざわ葬斎館」「鶴見葬斎館」その他多数の提携式場が御座いますので、事前相談でも突然のご相談でも構いません。
ご連絡お待ちしております。

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