5月 13日

最近の家族葬事情

ご葬儀の打ち合わせを始めると、ほとんどの方が「家族葬で行いたい」と言われます。

高齢化で60代の息子が80代の親を送るようになりました。もちろん会社関係は縁が切れています。ご近所の付き合いもありません。親の兄弟も死に絶えている。「参列はご家族だけの少人数の葬儀になりますね」と葬儀屋が言ったことが家族葬の始まりです。

このスタイルは前には「密葬」と言っていました。秘密に家族だけで行うという葬儀です。家族で見送った密葬の場合は、そのあとで必ずお別れ会とか偲ぶ会が行われます。芸能人や会社の役員さんはこのスタイルが多いです。家族のみの葬儀の後に、お別れ会や偲ぶ会をすることによって、死亡の連絡を皆様に知らせるのです。

 

今の家族葬はこの知らせるという行為をなくしてしまったように思います。

 

家族のみで行う家族葬はまだまだ理解されていない地域や寺院もあります。お葬式の大きな目的は、故人が亡くなったことを周知させて、今までのお付き合いに御礼を伝え、感謝し、残された家族にも、これからも変わらないお付き合いをお願いする機会なのです。

 

最初は家族葬で行うと言いながら、打合せを進めていくと最終的には、親戚を呼び始め、ご近所、ご友人、介護でお世話になった方々などが参列する、通常の葬儀スタイルになることも多いのです。

「どこまでが家族葬?」と質問があるくらいです。

 

家族葬のデメリットは伝えない人々への理解を得られないことが主な原因になっています。家族のみの葬儀を執り行った場合には、故人の生前のつながりを大事にしてください。葬儀後にお世話になった方々へ、きちんと訃報を連絡することが、なによりも大事なことだと私は思います。

吉田

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