遺品整理はいつすれば・・・?
先日横須賀には雪が降りました。
まだまだ寒い日が続きますのでお気をつけ下さいませ。
さて今回は遺品整理のお話です。
お亡くなりになった方が生前お使いになっていた品を遺品と呼んでおります。
葬儀が無事に済みましたら、今度は故人様の残された遺品をどうするか考えていかなければいけません。
故人様の生活環境により始めなければいけない時期は変わってくるようです。
例えば持ち家の場合はゆっくりとご自分のペースで進める事ができそうですが
賃貸住宅や介護施設で生活されていた場合は家賃が発生する以上早めの撤収を余儀なくされます。
この場合は悲しみが癒えないうちに思い出の品を整理しなければいけません。
整理のポイントとしては、分類別にするとわかりやすくスムーズにできます。
①必ず保管をするもの
通帳・領収証・愛用品など
②処分するもの
不用品・衣類・生活雑貨など
③処分をするか悩むもの
高級な着物・貴金属など
形見分け・とりあえず保管する・写真を撮るなど分かりやすくしておくとよいでしょう。
軽くご紹介してしまいましたが、現実はこう簡単にゆきません。
私の思い出に特に残っているのが、長年自宅で介護をされたお母様を亡くされた娘さんの話です。
1周忌にお線香を届けに伺った際、ご葬儀の時に伺ったお部屋がまったくそのままの状態でした。
お母様の介護ベッド、お母様の着替え、お母さまの介護食(レトルト)などなど
介護されていた当時そのままのお部屋が残されていました。
整理する決心がつかないのだそうです。整理すると本当にお母様が消えてしまいそうなのだと涙ながらに話していた娘さんを忘れられません。
セレモニーサポートでは、遺品整理の代行サービスも行っております。
大切な方を亡くされたご遺族にとっては大切な大切な遺品。
一口でいうほど整理するのは簡単ではないと思います。
お心の整理のアドバイスもさせていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください。
葬祭室 大類